検索

【カットマン】カットより大事?勝てるカットマンはツッツキを大切にする

 

はじめまして、元全日本ベスト32・カットマンの石田です。

カットマンというと、「カットの安定感」や「粘り強さ」、「カットの回転量」が注目されがちですが、

実際に試合で勝ち続けているカットマンほど、「ツッツキ」を大切にしています。

小学三年生からカットマンとしてプレーし、現在はコーチとしても指導する立場になった私が実体験をもとに、

なぜカットマンにとってツッツキが重要なのか
勝てるカットマンがツッツキをどう考えているのか


をお伝えします。

目次

1. カットマンの基礎は地味なツッツキから始まる
2. 勝てない時期に見直したのは「ツッツキの質」
3. 高校生で気づいた「ツッツキがカットを活かす」
4. コーチとして伝えたい、カットマンとツッツキの関係
5.まとめ|カットマンこそ、ツッツキを磨いてほしい
【練習メニュー・意識することのまとめ】

最後に

1.カットマンの基礎は地味なツッツキから始まる

私がカットマンとして卓球を始めたのは小学三年生でした。
当時の練習時間は一日約二時間。

 

フォアツッツキ100本、バックツッツキ100本

連続で成功させるまで次の練習に進めない

 

続けられず2時間ツッツキ練習に費やすことも…

正直、当時はツッツキの重要性など分かっておらず、
練習場の端で地味なツッツキを続けながら、先輩たちがカット練習をしているのを見て、「早くカットの練習をやりたい」と思っていました。

 

しかし、1か月後には10分もあればフォアもバックもツッツキを100本続けられるようになりました!

その時重要視していたのは「切る」ことよりも、「入れる」ことに全振りして続けるように意識していました。

小学生のカットマンはまずはここからスタートするのがよいかと思います。


この反復練習は
・ボールタッチ
・回転の感覚
・集中力
を自然と身につけてくれていたのだと思います。

2.勝てない時期に見直したのは「ツッツキの質」

中学生になると、思うように勝てない時期がありました。
カットは返せているのに、ラリーの主導権を握れない。
その原因を探る中で、改めて向き合ったのがツッツキの質でした。

特に重点的に練習したのが、
前後に動かされた状態でのツッツキです。

試合では、常に良い体勢でツッツキが打てるとは限りません。
その中でも、低く・深く・安定したツッツキを返すことができると、

相手は簡単に強打できなくなります。

この頃から、ツッツキは
「つなぐ技術」ではなく
相手の攻撃を制限するための戦術的な技術
だと考えるようになりました。

3.高校生で気づいた「ツッツキがカットを活かす」

高校生になると、バックラバーを表ソフトに変更したことにより
試合中にバック側へのツッツキを集中的に狙われるようになり、
回転量が少なく、ツッツキが甘くなると一気に攻め込まれました。
そこで取り組んだのが、回転量を上げる・ツッツキを切る練習でした。

 

その時に練習したことは、

・ラケットを反転したツッツキ

・表ラバーでもツッツキを切れるように感覚を磨く

です。

 

案外コツをつかめば表ラバーでもツッツキはちゃんと切れます!


ツッツキの回転量が増すと、明らかに変化が出ました。
相手のドライブの威力が抑えられ、無理に打ってくる分ミスも増える。
その結果、自分が体勢を整えてカットに入れる時間が生まれるのです。


ここで初めて、
「良いカットは、良いツッツキから始まる」
という感覚を強く実感しました。

4.コーチとして伝えたい、カットマンとツッツキの関係

現在、私はカットマンとしてプレーを続けながら、コーチとしても指導をしています。
これまで多くの選手を見てきて感じるのは、勝てるカットマンほどツッツキがとても安定しているということです。

カットマンというと、どうしてもカット技術ばかりに目が向きがちですが、
試合の様子をよく見ていると、ラリー中にツッツキでミスをしてしまったり、ツッツキを強打されて失点している場面が少なくありません。

ツッツキは単につなぐための技術ではなく、自分がカットしやすい展開を作るための大切な一本だと意識することが重要です。

ツッツキが安定することで、相手に簡単に攻撃させず、自分のリズムで試合を進めることができます。

地味に見える技術ではありますが、ツッツキの質が上がることで、その後のカットの安定感も大きく変わってきます。


ツッツキが安定すると、
相手の攻撃力を下げられる
ラリーの流れをコントロールできる
カットに入る準備時間が作れる

つまり、ツッツキは
カットマンが主導権を握るための入口なのです。

カットマンこそ、ツッツキを磨いてほしい

「カットが安定しない」
「試合で一方的に攻められてしまう」
そんな悩みを持つカットマンには、是非ツッツキを見直すことをおすすめします。

ツッツキを大切にすることは、遠回りのようで一番の近道。

特別な練習や難しいことをする必要はありません。
一本一本のツッツキを丁寧に、長さやコースを意識するだけでも、試合の流れは少しずつ変わってきます。

今日の練習から、そして次の試合からでもすぐに意識できることです。
カットマンだからこそ、ツッツキを大切に。
その積み重ねが、きっとプレーの安定につながっていくはずです。

【練習メニュー・意識することのまとめ】

ステップ1
まずは フォアツッツキ・バックツッツキ100回続けよう!
案外難しい… 練習相手と協力して頑張ろう!

 

ステップ2

低く・深く 返球できるように意識しよう!

 

ステップ3

ひたすら前後のフットワーク!

 

ステップ4

回転量を上げてみよう!

最後に

カットマンは少数派で、専門的に指導できる指導者も多くありません。

カット特有の感覚やフォーム修正を学ぶ機会が限られ、

「何が原因でミスが出ているのか分からない」と悩む選手も少なくないのが現状です。

崩れたフォームの修正や、ミスが続いた場面での切り替えは、やはり打ちながら体で覚えるのが一番の近道です。

もし「一度ちゃんと確認したい」と思ったら、私がいる千葉県の【チョレっと卓球ジム 津田沼店】に来てみてください。

現在、初回限定で無料体験レッスンを実施中です🔰
同じカットマンの視点から、ミス直後の考え方や動きをアドバイスします。
気負わず、「自分のカットを確認する」感覚で遊びに来てください。お待ちしています!

無料体験お申し込みはこちらから

今回だけ初回レッスン無料


ライター

石田 茜

卓球を愛する編集者です。最新の卓球情報や技術向上のヒントをお届けします。