こんにちはフルスイング野原です。今回は卓球初心者最初に身につけるべき感覚とは?というテーマで書きました。
卓球を始めたばかりの頃、多くの人が同じ壁にぶつかります。ラケットにボールが当たらない。入ったと思った球がすぐネットにかかる。動画で見たフォームを真似しても、なぜかうまくいかない。
そこでよく聞くのが、「もっと振り切れ」「腰を回せ」「回転をかけろ」といったアドバイスです。ただ、初心者の段階でこうした言葉をそのまま受け取っても、正直ピンと来ない人がほとんどでしょう。
実は、卓球初心者が最初に身につけるべきものは、難しい技術やフォームではありません。もっと手前にある、ある感覚をつかめるかどうかで、その後の上達スピードは大きく変わります。
この記事では、卓球初心者が最初に意識したい感覚とは何か、なぜそれが重要なのか、そしてそれをどうやって身につけていけばいいのかを、できるだけ噛み砕いて解説します。これから卓球を始める人も、伸び悩んでいる初心者の人も、きっと自分の状況と重ねながら読めるはずです。
卓球初心者が技術より先に悩む理由
初心者が最初につまずく原因は、練習量の不足でも、才能の差でもありません。多くの場合、「何を基準に打てばいいのか」が分からないままボールを打っていることにあります。
卓球は、ボールが小さく、スピードが速く、回転の影響も強い競技です。フォームや理屈を頭で理解しようとしても、体が追いつかないのは当然です。
それでも、なぜか早く上達する人がいます。そうした人たちは、細かい技術を理解していなくても、ある共通した感覚を自然と身につけています。この感覚こそが、卓球の土台になります。
卓球初心者が最初に身につけるべき感覚は「当たる感覚」
結論から言うと、卓球初心者が最初に身につけるべき感覚は、「ラケットにボールが当たる感覚」です。
回転やコース以前に、まずは「今、ラケットのどこにボールが当たったのか」を感じ取れることが重要です。これは意外と見落とされがちですが、非常に大切なポイントです。
当たる感覚が曖昧なままだと、ミスをしても原因が分かりません。ネットにかかったのか、オーバーしたのかは分かっても、なぜそうなったのかが見えないのです。
一方で、当たる感覚が育ってくると、「今のはラケットの先だった」「少し薄く当たった」と、自分の中で説明できるようになります。この自己認識が、次の修正につながります。

なぜ「当たる感覚」が最優先なのか
卓球のすべての技術は、「ボールがラケットに当たる瞬間」をどう作るかに集約されます。ドライブも、ブロックも、サーブも、すべてはインパクトの質で決まります。
初心者のうちから回転やフォームに意識が向きすぎると、この一番大事な瞬間がぼやけてしまいます。結果として、振っているつもりなのに入らない、力を入れるほどミスが増える、という状態になります。
逆に、当たる感覚が身についている人は、フォームが多少崩れていてもボールを台に収められます。まず入る。その安心感が、次の技術を受け入れる余裕を生みます。
初心者が身につけたい「当たる感覚」の中身
当たる感覚といっても、単にラケットに触れればいいわけではありません。初心者の段階で意識したいのは、強さよりも「安定した接触」です。
ラケットの真ん中付近で、毎回似た感触が得られるかどうか。ボールが当たった瞬間に、手に軽い反発を感じられるかどうか。こうした感覚が積み重なることで、プレーは安定していきます。
この段階では、強いボールを打つ必要はありません。むしろ、ゆっくりでもいいので、同じ感覚を何度も再現できることが大切です。
当たる感覚を邪魔する初心者あるある
初心者が当たる感覚をつかめない理由はいくつかあります。
一つは、ボールを見ていないことです。相手や台ばかりを見て、肝心のボールから目が離れてしまうと、インパクトは安定しません。
もう一つは、振ろうとしすぎることです。強く打とうとするほどスイングが大きくなり、当たる瞬間の感覚が薄れてしまいます。
また、ミスを怖がりすぎるのも逆効果です。恐る恐る当てにいくと、ラケットが止まり、感覚をつかむ前にミスが増えます。

当たる感覚を身につけるための考え方
初心者のうちは、「入ったかどうか」よりも「どう当たったか」に意識を向けてください。
たとえミスをしても、「今のは少し先だった」「厚く当たりすぎた」と言葉にできれば、それは前進です。成功と失敗を分ける基準が、自分の中にでき始めている証拠だからです。
練習では、結果を気にしすぎず、当たった瞬間の手の感触を覚えることを優先しましょう。この意識の違いが、数か月後に大きな差になります。
当たる感覚が育つと自然に身につくもの
当たる感覚が安定してくると、自然と次の段階が見えてきます。回転をかけたい、コースを狙いたい、相手の球質を感じたい、そうした欲が出てきます。
これは無理に教えられて身につくものではありません。土台となる感覚があるからこそ、必要性を感じて自分から求めるようになるのです。
初心者の段階で焦らず感覚を育てた人ほど、後から技術を吸収するスピードが速くなります。
卓球初心者が最初に大切にしてほしいこと
卓球は、できない期間が長い競技です。だからこそ、最初に「うまく当たった」という小さな成功体験を積み重ねることが重要です。
当たる感覚を大切にすれば、ミスはただの失敗ではなく、次につながる情報になります。これは初心者にとって大きな支えになります。
まとめ
卓球初心者が最初に身につけるべき感覚は、派手な技術でも、難しいフォームでもありません。ラケットにボールが当たる、その一瞬を感じ取る感覚です。
この感覚が育てば、卓球は少しずつ分かる競技に変わっていきます。何が起きているのかを自分で説明できるようになり、練習が意味を持ち始めます。
もし今、上達が遅いと感じているなら、もう一度立ち返ってみてください。強く打てているかではなく、ちゃんと当たっているか。
その感覚を大切にすることが、遠回りに見えて一番の近道です。
最後に
ここまで読んで、
「言っていることは分かる。でも、この“当たる感覚”って、実際に打たないとピンとこない」
そう感じた方もいるはずです。
正直なところ、それはとても自然な反応です。
卓球の感覚は、知識として理解するだけでは身につきません。ラケットを握り、ボールを打ち、実際に「今の感触はこれか」と体で腑に落ちて、はじめて自分のものになります。
もし「一度ちゃんと、その感覚を確かめてみたい」と思ったなら、僕がコーチをしている千葉県にある【チョレっと卓球ジム 津田沼店】にぜひ来てみてください。
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「なんとなく打っている状態」から、「今のはこう当たった」と説明できる状態へ。
その変化を、一度体験してもらえたら嬉しいです。
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