前回の記事では、体重移動よりも「回る動き」である回旋が大切だという話をしました。
ただ、「回旋の意味がよく分からない」、「腰をひねるってこと?」
そう感じた人もいるかもしれません。
ここで言う回旋とは、体を大きくねじることではありません。
軸を中心に、向きが切り替わる動きが回旋です。
回旋のイメージとして、一番分かりやすいのが「でんでん太鼓」です。
でんでん太鼓は真ん中に軸があり、
手首を大きく振らなくても軸を少し回すだけで、玉が連続して音を出します。
強く振る必要はありません。回しているだけで、勝手に音が出る。
卓球の回旋動作も、これにとても近いです。
ここで、もう一つ身近な例を出します。
ペットボトルのフタを開けるとき、上から強く押してもフタは開きません。
必要なのは、ひねる動きです。
しかも、小さな力で、何度でも連続して同じ動きを繰り返せます。
卓球でいう回旋動作も、この「ひねる」に近いイメージです。
ここで一つ、考え方を整理します。
下半身や体幹は、力を無理に出す場所ではありません。
回旋動作では、
という流れが自然に生まれます。
なので回旋動作を上手く出来れば、「腕に力を入れて頑張ってスイングする」こと、
いわゆる「手打ち」をする必要がなくなるのです。
卓球は、一球で終わる競技ではありません。
ラリーでは、
動きが求められます。
回旋動作は、
軸が安定している
動きが途切れにくい
同じ形を繰り返しやすい
という特徴があります。
だから、ラリーが続くほど楽になるのです。
回旋が使えないと(体重移動を意識しすぎると)、
一球ごとに力を出そうとする
動きが毎回リセットされる
徐々にタイミングが合わなくなる
という状態になりやすくなります。
「試合になると疲れる」、「後半でミスが増える」など
そんな経験がある人は、回旋動作が途切れている可能性があります。
下半身や体幹は、踏んで頑張る場所ではありません。
でんでん太鼓のように、回し続けられる状態を作る場所です。
次にラリーをするとき、「一球ずつしっかり体重移動しよう!!」と考える代わりに、
同じリズムで回れているかだけ、意識してみてください。
【卓球の常識を疑え③】では、
股関節の回線が上半身を勝手に動かす理由
連動がうまくいかない人の共通点
を整理していきます。
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