卓球のサーブが試合で効かない原因は、回転量や技術不足ではなく「考え方」と「使い方」のズレです。
どれだけ回転をかけても、サーブを「点を取る技術」だと考えている限り、試合では簡単に対応されます。
サーブを「次を有利にする準備」と捉え直すだけで、同じサーブでも試合での効き方は大きく変わります。
こんにちは、フルスイング野原です。
卓球をしていて、こんな悩みはありませんか?
- 練習ではサーブが効くのに、試合だと簡単に返される
- 回転はかかっているはずなのに、レシーブが安定している
- サーブから一気に相手ペースになる
- サーブが怖くて試合で消極的になる
「もっと回転をかけないとダメなのかな」
「サーブの種類が少ないのかもしれない」
「フォームを変えた方がいい?」
こう考え始めると、ほぼ確実にサーブは迷走します。
なぜなら、問題はそこではないからです。
私自身も長い間、
「なぜこのサーブが試合で効かないんだ?」
と悩み続けてきました。
そして分かったのは...
サーブが効かない原因の9割は“考え方”にあるという事実です。
卓球のサーブが効かない人ほど「いいサーブ」を出そうとする
まず最初に、かなり重要な話をします。
サーブが試合で効かない人ほど、
サーブを良くしようとしすぎています。
- とにかく回転をかける
- 低く、短く、ネットすれすれ
- サービスエースを狙う
練習では褒められることも多いでしょう。
ですが、試合ではこの意識が逆効果になることが非常に多いです。
相手が本当に嫌なのは、
「回転がすごいサーブ」ではありません。
相手が嫌なのは…
- 何が来るか分からない
- 返した後が怖い
- ミスすると流れを持っていかれそう
こう感じるサーブです。
理由① サーブ単体で点を取ろうとしている
「サーブで点を取る」
これは間違いではありません。
ですが、これを主目的にすると一気に効かなくなります。
サービスエースは試合の中で、
それにもかかわらず、
- 毎回決めにいく
- リスクの高い回転量を狙う
- ミスしても「攻めたからOK」と考える
この状態になると、相手はこう判断します。
「無理している」
「入れてくるまで待てばいい」
結果、
サーブは入るが主導権は取れないという最悪の状態になります。
理由② 相手目線でサーブを見ていない
サーブが効かない人の多くは、
自分の感覚だけでサーブを評価しています。
- 自分では回転がかかっている
- 練習相手がミスした
- 手応えがある
しかし、試合で重要なのは
相手からどう見えているかです。
相手目線では、
- フォームで回転が分かる
- トスの高さが一定
- コースが読める
こうしたサーブは、どんなに回転があっても対応されます。
理由③ サーブの種類が多すぎる/少なすぎる
サーブの種類が多すぎる人
- 毎回違うサーブ
- 自分でも何を出したか曖昧
- 再現性が低い
これは「器用そう」に見えて、
実は試合では一番不安定なタイプです。
サーブの種類が少なすぎる人
こちらは相手が一番楽です。
試合で効くサーブは「少数精鋭+わずかな違い」
これが鉄則です。
理由④ サーブの「次」を考えていない
サーブが試合で効く人は、
サーブを出す前から3球目を考えています。
- ツッツキが来そう
- ストップが多い
- フリックは少ない
だから構えが早く、迷いがありません。
一方、効かない人は
サーブを出した瞬間に思考が止まります。
「入るかな…」
この時点で、もう遅れています。
理由⑤ 試合になるとサーブが劣化している
練習では入る。
試合ではミスが増える。
原因は、
その結果、
本人が気づかないまま、サーブは確実に変わっています。
サーブが試合で効く人の考え方
サーブが効く人は、こう考えています。
- サーブで点を取らなくていい
- 相手の選択肢を減らせば成功
- 次を取りやすければOK
つまり、
サーブを「戦術」として使っているのです。
サーブが効かない人がやりがちなNG練習
- 強回転サーブばかり
- 試合を想定しない
- 出して終わり
サーブ練習で一番大事なのは、
「このサーブの後、どうなるか」まで考えることです。
今日から変えられるサーブの前提
- サーブは試合のスタート
- 点を取らなくていい
- 相手を楽にさせない
この前提に変えるだけで、
同じサーブでも試合での効き方は変わります。
よくある質問(FAQ|卓球 サーブ)
Q. 卓球のサーブは回転量が一番重要ですか?
A. 回転量より「分かりにくさ」と「次の展開」が重要です。
Q. サーブは何種類必要ですか?
A. 基本は2〜3種類で十分です。
Q. 試合でサーブが緊張して入らません
A. 入れて次を取る意識に切り替えると安定します。
Q. サーブエースを狙わないと不利ですか?
A. いいえ。有利な展開を作れれば十分です。
まとめ|卓球のサーブが試合で効かない本当の理由
卓球のサーブが試合で効かない理由は、
- 技術不足ではない
- 回転量の問題でもない
- 才能の差でもない
考え方と使い方のズレです。
サーブは
「決める技術」ではなく
「有利を作る技術」
この視点を持てた瞬間、
あなたのサーブは確実に試合で効き始めます。
最後に
サーブの使い方や組み立ては、
一人では気づきにくい部分でもあります。
千葉県にある【チョレっと卓球ジム 津田沼店】では、
技術だけでなく、試合で使える考え方まで含めて指導しています。