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上手くなる方法|初心者から中級者へステップアップする秘訣

作成者: フルスイング野原|25/11/15 2:08

こんにちはフルスイング野原です!

今回は、初心者が“中級者の壁”をスルッと越えるための具体的な方法を、ちょっと面白く、でも真面目にお話しします。  
ラケット片手にコーヒーでも飲みながら、最後まで読んでください。

今日の練習が、きっと変わります。

「練習してるのに全然強くならない…」  
「サーブは入るけど、試合で点が取れない…」  
「バックハンドが安定しない…」  

 

もし、ひとつでも当てはまるなら、あなたはもう“伸びる直前”です。  
実は、上達が止まるのは「才能がない」からではなく、「練習の順番」を間違えているだけなんです。

1. 中級者の壁とは?|“フォームは綺麗なのに勝てない”理由

卓球を始めて半年〜1年くらい。

だんだんフォームもサマになってきて、「あ、自分けっこう上手くなってきたかも」と思う頃。  
ところが、試合ではなぜか勝てない。

ミスが減っても、点が増えない。  これは誰もが通る“中級者の壁”です。  

 

でも安心してください。壁を壊すハンマーはちゃんとあります。  

その名も…


「サーブ」「台上」「三球目」  

この3つを鍛えるだけで、あなたの卓球は見違えるほど良くなります。  
「いやいや、そんな簡単に?」と思うかもしれませんが、これは事実です。  
中級者とは、「自分の得点パターンを2つ持っている人」のこと。  
この3つを組み合わせれば、その“得点パターン”が自然と生まれます。

 2. サーブ革命|“見た目は一緒、中身は違う”が最強

サーブって、正直ちょっと地味ですよね。  
でも、試合で勝つ人ほど、サーブが地味にえげつない。

私もサーブで得点をする機会が多くあります。

たとえば、同じフォームから横下と横上を出せるだけで、相手は混乱します。  
「あれ? さっきのと同じ動きじゃなかった?」って、頭の中がぐるぐる。  


コツはたった3つ。  

1. トスの高さを一定にする  
2. 体の向きを最後まで隠さない  
3. フォロースルーを短くまとめる  

特に3つ目。長く振ると“どんな回転か”バレます。  
プロのように短くまとめるだけで、相手は一気に読みづらくなるんです。  

最初は回転量が落ちても大丈夫。同じ動きで3種類のサーブが出せるようになれば、試合が一気に楽になります。

 3. 台上の魔法|“触るだけ”で相手が崩れるストップとチキータ

試合で差がつくのが、実は台上処理。  
サーブレシーブでミスが出ると、そこから雪崩のように流れが崩れます。  
ストップは「持ち上げない」「押さえる」。  
ボールの上半分を軽く触り、前へ滑らせるイメージ。  
チキータは「回す」より「撫でる」。  
ラケットの先端がボールの外側を通るように、前腕をくるっと回す。  
最初はネットにかかっても気にしないでください。  
チキータが安定すると、世界が変わります。相手のサーブにビビらなくなるんです。  

4. バックハンドの真実|“フォームを作るな、待ち方を作れ”

バックは現代卓球の要(かなめ)でも多くの人が「スイング」にばかり意識を向けています。  
しかし、本当に大切なポイント待ち方です。  
肘の位置を体の前(おへそより少し上)に置いて、構えを安定させる。  
ボールが来たら“引かずに前へ”。  
この「引かない」感覚がつかめると、安定感が爆発的に上がります。  
そして狙うのはミドル! 
相手がフォアかバックか迷う“ど真ん中”を突くと、たいてい甘い球が返ってきます。  
その瞬間、迷わず“ドンッ”と叩き込む。  
派手さはなくても、試合で一番頼りになるのがこのバックです。

 5. 三球目の設計図|“打つ前に勝負は始まっている”

中級者と初心者の違い、それは「サーブを出す前に、展開を考えているか」。  
たとえば、  

  • 横下サーブでツッツキを誘って、三球目ループドライブ。  
  • 横上サーブでレシーブを浮かせて、バックで一発。  


これが“戦略的な卓球”です。  


サーブ前に「どんなボールが返ってくるか」を予想しておくだけで、動きが速くなり、迷いも減ります。  
つまり、「サーブの後に考える」では遅い。  
「サーブを出す前に考える」が、中級者の思考です。

 6. メンタルの整え方|“勝ちたい”より“整えたい”

試合で緊張して手が震えたことはありますか? 

私は今でも、試合前になると手や体が震えることがあります。  
特に初戦。体が固まって、最初のラリーで何度も空振り。  
「いつもの自分じゃない」と思いながらも、ボールが打てませんでした。  
しかし、緊張を消す必要はありません。整えればいいんです。
おすすめは、『いつも日常で行なっている ルーティンを行こなうことです』
試合前にいつも聴いてる音楽を聴く、ストレッチを行う、体を軽く動かすなどあります。
そしてサーブ前に“ルーティン3動作”

1. 台を軽く触る  
2. 深呼吸を一度  
3. 構えを止める  

このセットを繰り返すだけで、頭がクリアになります。
ミスしても「次の一本」。この一言を口にするだけで切り替えが早くなります。

とにかく自信を持つ、そして深く考えない(吹っ切れる)ことも大事だと思います! 

7. 一週間で変わる!おすすめ練習テンプレ

月曜:サーブ練習(同一フォームで3種類×各70本)  
火曜:チキータ練習(20分)+ストップ練習(20分)  
水曜:二点フットワーク(15セット)  
木曜:三球目展開(サーブ→ループ→強打)  
金曜:動画撮影+フォームチェック  
土曜:試合形式(短長・ミドルを意識)  
日曜:休養&反省ノート(3行でOK)  

このメニューを1週間続けるだけで、「なんか今日ラケットが軽いな」と感じるはずです。

8. まとめ|“上達のスイッチ”は今日押せる

卓球の上達は、才能よりも“仕組み”です。
サーブで主導権を握り、台上で崩し、三球目で仕留める。
これを練習で再現できるようになれば、どんな相手にも自信を持って挑めます。

上手くなる人は、みんな最初に「練習の方向」を決めています。
そして、今日から始めます。

あなたも、次の練習で“ひとつだけ”変えてみてください。
それがサーブのトスでも、待ち方でも、呼吸でも構いません。
卓球は、細部の積み重ねで化けます。
さあ、ラケットを手に取って、明日の“あの壁”を一球ずつ打ち抜きましょう。

最後に

理屈は分かったけど、実際に左利き相手に打ってみないと感覚がつかめない」――そう思った方も多いはず。

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