練習や試合のあとに、こんな気持ちになったことはありませんか。
「また同じような負け方をした気がする」「反省はしているのに、次も同じミスをする」「結局、何を練習すればいいのか分からない」
そのモヤモヤを整理し、次の一歩を明確にしてくれるのが“卓球ノート”です。
今回は、メモ程度から始められるシンプルな書き方と、私自身が実践してきた練習用・試合用ノートの活用法を紹介します。
「反省を書くためのノート」「意識が高い人がやるもの」
そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、私にとっての卓球ノートは少し違います。
卓球ノートとは、その日の経験を“次の試合の武器”に変えるためのメモです。うまくいったこと、うまくいかなかったこと、次にどうつなげるか。頭の中にある曖昧な感覚を言葉にして外に出す。それだけで、思考は整理され、行動が変わります。
試合後の反省は、時間が経って簡単に思い出そうとするだけだと、「バックがダメだった」「サーブが効かなかった」のように単純なものになりがちです。これでは次の練習に落とし込めません。
ノートに書くと、自然と具体化されます。例えば「バックがダメだった」という反省も、ツッツキが甘く先に強打されたのか、ブロックのコースが単調で読まれたのか。
ここまで分かれば、「次はバックブロックのコース練習を増やす」と具体策が見えてきます。
練習が“なんとなくの反復”から“課題解決の時間”へ変わります。
ノートは反省だけを書くものではありません。
新しいサーブで点が取れた。終盤でも強気で攻められた。苦手な相手に以前より粘れた。
こうした小さな成功を書いておくと、負けた日でも「前進している自分」に気づけます。
読み返したときに、自分の変化が見える。これはメンタル面で大きな支えになります。
ノートが溜まってくると、自分の傾向が見えてきます。
終盤で失点が続く。横上サーブに弱い。左利きに苦戦しがち。
逆に、ロングサーブからの展開で点が取れている、5球目バック強打が決まりやすい、といった勝ちパターンも見えてきます。
これが分かると、自分専用の戦術が作れるようになります。
完璧を目指すと続きません。
練習の日は、今日やったこと、良かったこと、うまくいかなかったこと、次に意識すること
これだけで十分です。
試合の日も同様に、結果、良かった点、反省点、次までにやること。
1つずつで構いません。5分で終わります。大切なのは“続けること”です。
慣れてきたら、練習メニューごとに「目的」と「試合でどう使うか」を書いてみてください。
例えば、バックロングサーブから3球目を狙う練習をしたなら、
なぜそれをやるのか。
試合のどの場面で使うのか。
実際にやってどうだったのか。
ここまで書けると、練習が“作業”ではなく“設計された時間”になります。
さらに、練習前に今日の課題を決め、終わった後に達成度を自己評価するのも効果的です。
これだけで、練習の密度は大きく変わります。
試合の日は、結果だけで終わらせません。
相手の戦型や特徴、良かった点と反省点を書き、もし負けたなら「次に勝つために何が必要か」まで考えます。
試合が、ただの勝敗ではなく“改善データ”になります。
まず、完璧を求めないこと。短時間で書き切ること。
そして、週に一度だけでいいので読み返す時間を作ること。
同じ反省を繰り返していないか、どこが伸びているかを確認します。
もし可能なら、コーチや仲間と共有するのも良い方法です。
自分では気づかなかった視点をもらえることがあります。
卓球ノートは、今日の経験を次の試合の武器に変えるツールです。
課題が明確になり、成長が見え、自分のパターンが分かる。特別な才能は必要ありません。「強くなりたい」という気持ちを、形にするだけです。
まずは今日の練習後、1〜3行だけ書いてみてください。それが、未来の一勝につながります。
もしノートが溜まってきたら、ぜひチョレっと卓球ジム津田沼店に持ってきてください。
一緒にページをめくりながら、あなたの強みと課題を整理し、“ノートで終わらない卓球”を作っていきましょう。
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