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下回転打ちのフォアドライブを安定させるコツ|「前腕」と「ステップ」で劇的に変える方法

作成者: M.O|26/02/08 4:58

卓球をプレーする中で、誰もが一度は悩み、そして生涯を通じて追求し続けるテーマ。その一つが「フォアドライブ」ではないでしょうか。

練習ではあんなに気持ちよく打てるのに、試合のツッツキ合いになると途端にネットに突き刺さる。あるいは、怖くなって置きにいったボールを痛烈に狙い打たれる。そんな苦い経験は、卓球人なら誰もが通る道です。

 

なぜ下回転打ちはこれほどまでに難しいのか。

そして、どうすれば「確信」を持って振り抜けるようになるのか。今回はその技術的な本質を徹底解説します。

「腕」ではなく「懐(ふところ)」で打つ

下回転が打てない方の多くは、ボールを体の前で捉えようとしすぎています。下回転は、ラケットに当たった瞬間にボールが下へ落ちる性質があるため、体の前で捉えると「持ち上げる距離」が足りなくなります。

大切なのは、右足(右利きの場合)にしっかりと体重を乗せ、自分の懐までボールを呼び込むこと。

ボールを引きつけることで、スイングの助走距離が稼げるようになります。腕だけで持ち上げるのではなく、体全体で「ボールをすくい上げるスペース」を作ることが、安定への第一歩です。

「ステップの反動」で溜めを作る

「下回転打ちは難しい」と感じる原因の一つに、自分のタイミングで打てていないことが挙げられます。

ここで取り入れたいのが、ステップの反動を利用するという考え方です。

 

単独の腕の動きだけで打とうとすると、どうしても合わせるのが難しくなります。また、試合では足を動かしてボールのところに移動して打つため、ステップを利用して打つ練習はより実践的であると言えます。

一見その場で打つ練習より難しく感じるかもしれませんが、打点に入るための小さなステップ(足の踏み込み)とスイングを連動させると、その反動が自然な「溜め」を生んでくれます。

  • 右足を踏み込む勢いで、ボールに合わせてバックスイングをする。

  • その反動を使い、地面を蹴り上げる力と同時にスイングをする。

 

ある程度「擦る感覚」が身についてきた人なら、このようにステップを利用した方がタイミングを取りやすくなります。リズムに乗ることで、自分の一番力が伝わるポイントでボールを捉えられるようになるのです。

肩を落とさず「前腕の加速」で打ち抜く

次に大切なのは、「前腕」です。

下回転を上げようとして、不必要に肩を落として構えていませんか?実は、肩を落としすぎると体幹の軸がブレ、かえって打球が不安定になります。

重要なのは、肩は水平に保ったまま、「前腕(ひじから先)」を鋭く使うことです。

  • 前腕を早く動かす:腕全体を大きく振るのではなく、ひじを支点に前腕をパッと素早く畳むイメージ。

  • 体幹を意識する:打つ瞬間にグッと腹筋に力を入れる

体幹が安定することで、上半身全体を振り回すよりもはるかに「楽」に、かつ正確に打てるようになります。また、肩の力が抜けることでラケットのしなりが生まれ、ボールに強烈な回転をかけることが可能になります。

「当たる瞬間の加速」と「打球音」の変化

スイングの最初から最後まで力んでいると、インパクトの瞬間に「加速」が生まれません。

  • バックスイング:完全に脱力。ラケットを握る手もリラックス。

  • インパクト:前述の「前腕の加速」と「腹筋の締め」をシンクロさせ、スイングスピードを「0から100」にする。

このメリハリができると、打球音が「パチン」という打撃音から、「シュッ」という鋭い摩擦音に変わります。この音の変化こそが、下回転を正しく上書きできている証拠です。

 まとめ:下回転打ちは「全身の連動」で攻略する

今回の記事で挙げた、下回転のボールを安定して上げるためのポイントは以下の3点です。

  • 「懐」で捉える:体の前で捌こうとせず、右足に体重を乗せてボールを呼び込む。スイングの助走距離を確保することが安定の秘訣です。
  • 「ステップ」をリズムに変える:腕だけで打たず、小さな踏み込みの反動をスイングに繋げる。これが自然な「タメ」を生みます。
  • 「前腕の加速」と「体幹」の安定:肩の力を抜き、ひじから先を鋭く畳む。打つ瞬間に腹筋に力を入れることで、パワーをボールに集中させます。

「パチン」から「シュッ」という摩擦音へ。この音の変化こそ、あなたが下回転を完全にマスターした合図です。

最後に

フォアドライブのコツを頭で理解しても、それを実際の「連動」や「脱力」に落とし込むには、プロの目によるフィードバックが不可欠です。

 

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